合格体験記②

さて、前回はAFP試験の合格までを書きました。 

今回はその続きです。 

 

 AFP合格後の「FP3級合格対策講座の助手、ミニセミナー、無料相談会」など少しずつ実務経験を積んでいくうちにもっと深く勉強しないといけないと「学習欲」と「必要性」を感じ上位資格であるCFPの勉強を始めました。

 

 鹿児島ではCFPの専門校がありませんでしたのでWセミナーの「通信」を受講することにしました。たくさんある通信の中から選んだ理由は、AFP受験で使った教材がとてもわかりやすかったのでその著者である白根先生が「タックス」の講師をしていらっしゃったからです。

 

 CFPの試験ですが、全6科目一括受験でも1科目ごとの受験でもOKです。

日程は、毎年6月と11月の年2回、日曜日に2週続けて「1科目2時間」3科目ずつ実施されます。

 

 なるべく短期間で合格するには戦略が必要だと思います。

まず受験する科目の組み合わせですが、関連性重視パターンでいくならば、「金融、ライフ・リタイアメント、リスクと保険」「不動産、タックス、相続」という括りになるかと思います。

 

 私の場合は何の戦略もなく試験会場が福岡でしたので2週続けて行くにはツラいかなと思い、単純に試験第一日目の科目にあわせて、あまり関連性のない「金融、不動産、ライフ・リタイアメント」の勉強から始めました。

 

 1回目の受験は試験本番まで約34ヶ月しかありませんでした。

CFPはAFPに比べ格段にボリュームがあり細かい問題が多く、いかに短い期間に能率よく「3科目」を学習するかが勝負の分かれ目かなと考えました。

 

 そこで、1科目ずつ知識整理をして次に問題演習にとりかかりました。問題演習は1日に3科目を時間は決めずそれぞれの科目の区切りのいいところまで解きました。

しかし、知識整理に時間をかけすぎ3科目それぞれの過去問が消化不良の状態での受験でした。結果は3科目全滅です。

 そんなに甘いものではないとわかってはいましたがさすがにショックでした。

 

 2回目は気持ちを切り替えて、まず受験科目をどうするかよく考えました。

結果、学習が重なる部分の多い「タックス、相続、リスクと保険」の勉強をすることにしました。

 1科目1科目各項目の知識整理が終わるごとに、過去問を解きながら「出題のされ方」、「範囲での問われかた」を確認しました。又タックスは「5割」相続は「6.5割」と非常に計算問題が多い科目です。よって、問題を解くスピードも必要とされます。それらも頭に置きながらひたすら何度も過去問を解きました。

 保険では約款を読み取る問題がでますのでこれを素直に初めから約款に目を通しているとそれこそ全く時間が足りなくなります。これは出題パターンを覚えることでクリアできると思います


 自分なりに学習方法を考えながら勉強した結果、(タックス、リスクと保険、不動産)初めて実感のある合格でした。


(続きは3月6日更新の予定です。)